世界5分前仮説

わたしを造ったユーザーは ステータスを「悪運」に全振りしたの よっぽど死なせたくなかったんだろうな 見てるの？ユーザー 飽きたの？ユーザー 此処は放置されたゲームの中？ 誰も見てなかろうが 住人は毎日生きてるのよ精一杯 嘘みたいに綺麗な空も 冷たい雨も グラフィックなのね 時々処理落ち この世界が... 続きをみる

運命論者

春のあめ チュッパチャプスなんかは 飴の部分から落ちてきて 当たると痛いんだわ　地味に あめだま　降らすのは　だれ？ 雨雲か神様か その選択でマルチエンディング わたしのシナリオは　選択肢多い割に　 最終的にどれを選んでも同じ 清々しい程の一本道　 これを運命と呼ぶんでしょう あの人に遭えた事 君... 続きをみる

あお

世界が終る日はくるかな 青いヘリがみたいんだ 静寂がうるさすぎて歪む子宮 もう転がしちゃってその手でさあ 全人類廻る視界を視認して エックスディくるの？こないの？ この世はしょうもないバラエティー 愛は芝居でしょ自分の演技力に心酔 ノアの方舟なんて遠慮します わたし酷いの乗り物酔い そいえば地球は... 続きをみる

雨

今日も　雨　だ 恵みの雨だとか 涙を隠してくれるとか 云っても本当は　雨なんか嫌いよ そうやって何もかも 平気な振りして 嫌いなのかな 洋服 土曜日 デート 食事 早歩き 帰り道 挙げてしまえば　キリが無い 嫌いと云ってしまえば 大きな何かが　壊れる気がした だからわたしは平気な顔で 今の処　何も... 続きをみる

不幸論者

眠剤も飲み続ければ効力は落ちる ならどうすればいいとゆうの 何も手につかない状況でさ 心など無いままで良かった そしたらもっと楽に 死に向かえた 幸せになる意味がわからない それ義務ですか？ 人間ならば当然の目標なんですか？ 幸せになんかなりたくない ここに来てこの本音 今ある幸せを 完成したジグ... 続きをみる

いただきます

食べてる君をみてると こっちまで食欲湧いてくる しあわせだなぁ いつものスープ飲みながら 思い出す 甘いものだけじゃ もう物足りないわ お肉ください お魚なら生でお願い ハンバグーと ブッコロリが 大好物 言い回しが独特 愛たべたい 君の愛たべたい 満腹中枢刺激されても デザートまでいただきます ... 続きをみる

よそみ

余所見しがちな　わたしを許して？ 画面の向こうの人なら論外だし その辺歩いてる綺麗な顔したお人も 所詮所謂観賞用 例え好みの見た目した男性に 万が一声掛けられたって興味ない 恋人いますと　堂々と云えるわ わたしには　君しか居ないの 中身で言ったら　君ほどの人なんて きっと見付けられないわ もっとも... 続きをみる

ジ・エンド

究極の面倒臭がりがここに一人 恋愛をすると日常は変わる めんどくさいな めんどくさいな じりじりと蓄積するストレス 限界値越えたなら そうね 君の手を　振りほどくかも知れない そんなとき 君に　引き留めて欲しいのか 離して欲しいのか それはまだ先の話 わたしにもまだ　わからないんだ でもさ これだ... 続きをみる

光

わたしがこれまで死に損なったのは 偶然だろうか　運命だろうか 君と出逢う為、なんて思うのは 見当違いだろうか 週末を憎んで 祝日を知らずに過ごした そうやって今まで生きてきたんだ こんなにも週末が待ち遠しいなんて こんなにも祝日が嬉しいなんて こんな気持ち　知らずにいたんだよ 新しい世界に　飛び込... 続きをみる

20221107

元より同じ土俵に立てないのだわたしは。 この世界のモノではないと、ずっと判っていた。 罪悪感。胸が潰れそう 狂暴性が暴発しそうで寒気がしている。 誰に相談しても他人事。 わたしがいなくなれば全て解決する様な気がした。 世間から自殺しろと言われている気がした。 コントロールできない感情を、 どうコン... 続きをみる

20221103

7種類の薬剤を嚥下する1日の始まりを、最大限の無駄な抵抗で以って浪費する時間があるだけ最高値ですね。それでも33年目の朝に、生まれてきた事を否定したところで、空気は震えないし誰の耳にも届かないのでバタフライ効果は起きないのでありました。今日も今日が始まっては終っていく。所詮喉元の熱さに過ぎない今日... 続きをみる

2021

わたしの時間はジェットコースターだからそれなりの速度で突き進む。 今よりも下へ。今よりも下へ。 息が出来ない。眼球が沸騰する。 そんなこの地点・が懐かしくなる日がくるの。 起きたら溶けていく顔面。迫ってくる地獄。 ※過去作

2022

もうこれ以上自分をどう慰めていいのかわからない。 下には下があるよって。 運命運命って。 生まれてきた罰だって。 そうやって今まで散々。 こんな経験値、意味があるのか？ 痛くてむかついてもう引き裂いてやりたいんだ。 もうなんもいらないのに終われない。 まるで呪いみたいに。 来年のわたしが今のわたし... 続きをみる

未遂

永遠を願うなら ねぇ君 心中でもしようか なんて どっちかが生き残りかねないな そんなリスクは 背負いたくはない 遮光カーテン閉め切って 真っ暗闇の部屋のなかで ずっと君だけ　想っているのよ 信じて貰えないんだ わたしの愛は いつもいつもいつも なにがいけなかったの？ きっとわたしの存在自体だ や... 続きをみる

無になれなかった

心頭滅却 無になれ 無になれ 無になれ 頭が痛い 心臓も痛い 月火水 修行僧じゃないわたしには 木曜日で限界だった。 あー　依存が顔を覗かせた 四六時中　一緒に居たい　悪い癖 中途半端に関わってさ 隣に居ない君を想うのは もう　苦行 結局　逃げてしまった 弱いな　わたしは 君を思いやる余裕ないなん... 続きをみる

わたしの世界

結局は　ずっと孤独の世界に居る かたつむりみたいに 殻に籠って出てこない わたしの心から 君を排除するのが 一番の自己防衛になってしまう すきになったら　おしまいだった だからわたしは上の空で 全然なんにも考えない ただただ時間が過ぎるのを待って 一日中ぼけっとしている これ以上辛くならないように... 続きをみる

死生観

理解者がいるかはさておき わたしはずっと 隙あらば死にたいと思って生きてきた きっとこれからもそうなんだろう 変われないこともある 希死念慮=わたし もはやアイデンティティーで 死にたがらないわたしは もう既にわたしではないのだと思う かつて南条あや嬢は 婚約者がいるのに 自ら命を絶った その気持... 続きをみる

朝の話

低血圧　憂鬱 朝起きて　朝眠る 作戦に　お薬7錠 もう らりるれろな状態で ずっと寝てて構わない おなか空いても 食欲ないし 起きてても 辛いだけじゃん なんか若干やつれ気味だけど 苦しみから逃れられるなら いいの 苦しんだ分だけ 幸せは返ってくるし 幸せな分だけ 苦しみは返ってくるし そんなもん... 続きをみる

人間模様

今日はもう 薬を飲んで眠ってしまおう (寂しさに襲われるまえに) 明日は何をしよう　躁鬱 楽しい事が　無くていいから 苦しい事も　要らないと 思ってました　これ真理 だけどどうせ 100年経ったら 忘れるよな　全部 そしたら 楽しみも　ちょっとくらい あってもいいかな だって苦しみは　どちらにせよ... 続きをみる

皆既月食

あなたたちが わたしを置き去りにした夜 わたしは後追いしようと 首を吊る場所を探して彷徨った あの日は皆既月食と呼ばれて 月明かりが全くなくて わたしも独り　暗闇で おかあさん わたしは幸せになれそうです だからもう心配しないで待ってて欲しい すぐには行けないかもしれないけど どうか どうか 泣か... 続きをみる

私生活

幸せのかたまりってなんだ？ 共に過ごす時間か 苦しみのかたまりってなんだ？ それは　君の居ない　日常 それらは表裏一体で わたしを転がしては弄ぶ 平坦な恋などないのか ジグザグは心電図 もしも嫌いになれたなら 恋なんて永遠に終わりにしよう どうせわたしには似合わないし もう疲弊することもない 揺れ... 続きをみる

脆弱

揺らがないで わたしの精神に乞う 高鳴らないで わたしの心臓に願う わたしの心が壊れない様に 膝を折って祈るだけ 果てしなく無力なこの身体は 重力に逆らえなくて堕ちてしまう どこまでも どこまでも いつか空が見えなくなる 星も 月も 太陽も ただ君しか この目に映らない いつか倒れてしまうだろう ... 続きをみる

魔法的自己愛

平日を消してしまおう 魔法のお菓子でらんららん なんて そんなものないのにな これ以上を望んだら きっとわたしの命運は 尽きてしまうわ 目には見えない バッテリー残量 おそるおそるで 消費節約 可視化できないシミュレーションゲームで わたしは君を攻略するのだ 女子力あげなきゃね わたしがわたしを愛... 続きをみる

眠り姫

いっそその手で殺して欲しいの 痛いのよ でも君に わたしを殺せやしないだろうな そんな事考えてる 苦しい寄り道を したくなんかなくて それがわたしの唯一の我が儘 堪らないわ 眠り姫になってしまいたい 君のキスの時だけ めざめるように

落ち度

もうだめだ あさの薬を ざらざらと増やす 近くて遠い　死 もういいかい？ まだだめなのか もういいかい？ まだ探せないのか ひとり 踏切を渡るもくぐるも 出来ないままに ただただ上下線を見詰めて居る

定義

それはそれは苦しくて 今にも死にそうな　春 鬱と恋の区別がつかない 決して好きじゃない なんて もう言い切れない ねぇ　もう聴けないの わたしのすきな 孤高のうた 愛の定義とか わたしはもう見失っている 迷子になったわたしを 君は見付けてくれますか？

記念日譚

思い出が上書き保存される事を 初めて知った 昔はむかし 今はいま 干ばつ地帯に 今愛が降り注いでいる 大事にしなくちゃ もう失くさぬ様に もう壊さぬ様に 同じ過ちを 犯さぬ様に 本当なら ふれない事こそ 至高 君が不幸になるなら どうかわたしを地獄に堕として下さい 疲弊したならわたしはどこへゆこう... 続きをみる

前日譚

鼓動の音が煩い またわたしは幻に立っている 君の音が聴こえる ひどく真面目な音だ あの人の声が消えていく 心がキュッと縮んでは弾ける (未定) (未定) (未明) 明日の朝 この部屋にわたしは居ない (幻からリアルへ) どうか どうか 誰も傷付けません様に 無駄な祈りを 無様に 乞う ねぇ 君は誰... 続きをみる